クライマーズ・ハイ (文春文庫)
昨年夏あたりから文庫本を買うようになった。特に理由は無いのだけど、なんとなくこの本がきっかけとなり、その後も毎月少しずつ様々なジャンルで文庫を買うようになり、今も続いている。
このクライマーズ・ハイは、元々は何年か前にNHKで先にドラマを見ており、その時の印象が強烈だった為いつか原作も買って読んでみようと思っていたのだけど、結局買いそびれそのまま忘れていたもの。昨年Amazonでこの本を調べたときに、元々とても有名な作品だった事も恥ずかしながら初めて知った。
昨夏に別の映画の原作本を購入したときに書店で偶然目に入って一緒に購入し、ドラマの記憶と照らし合わせながら一気に読み切ってしまった。後日パートナーに貸したら曰く「汗くさそうなのが目に浮かぶ」と感想を教えてくれ笑ったけど。確かに、汗くさい昭和な男の仕事場、という陰とした新聞社の雰囲気はこの作品のベースというかインフラになっている。
以前、新聞社に関係した仕事をしてた事もあり、この本で描かれているような編集局と販売局など部署間のセクショナリズムや派閥争いなどもほんの少しだけど想像がつく事が多くて、まして新聞業界に携わる人にはきっと思い切り自己投影できる作品なのだと思う。
ドラマを先に見ていると、あの後どうなったのかが気になるけど原作ではちゃんと続きが用意されていて、なるほどなとニヤリとしてしまうはず。
クライマーズ・ハイ [DVD]
テレビドラマでは主人公を佐藤浩市が演じているけど個人的にはとても好感が持てた。少し前にツタヤで運良くDVDをレンタルする事が出来て、あの時と同じく始まってすぐこの世界に引き込まれ一気に上下巻を見終えてしまった。
こちらもNHKの良作ドラマの1つに挙げられるとてもいい作品だと思う。だから余計に未だ観ていない映画の出来が気になるのだけど、堤真一はどうだったのかやはり気になる・・・。こちらもレンタルして見てみねば。